行き先は「恵那」です。
私が数年前からファンになった歌川広重の作品が多数展示されているJR恵那駅近くにある「中山道広重美術館」で“浮世絵おじさんフェスティバル”が開催中なんです!
ちょうど栗の時期でもあるので、「これは行くしかない!!」と思い行ってきました。
広重の作品に何気なく描かれている通行人や旅人の“おじさん“に注目していて、ちょっと変わった視点から浮世絵を楽しめるのがおすすめポイントです。
どの“おじさん“もなんとも憎めない良い表情をしているので可愛く思えてきます。
私の一番のお気に入りは、東海道五十三次の“保永堂版 御油 旅人留女“とうい作品で、中央に描かれた旅人のおじさんの表情に思わず笑ってしまう1枚です。
広重のセンスに脱帽です。
館内には浮世絵擦り体験もでき、外国人の方も何人か体験されていました。説明通りやっては見たものの、最初は上手くできず3枚目でようやくコツが掴めました。
とても面白かったです。
家族にお土産のTシャツ等を購入し、バスで次の目的地の恵那峡に向かいました。
恵那峡は木曽川を大井ダムでせき止めて造られた人造湖だそうで、ビジターセンターという施設の中に大井ダムについての歴史を紹介しているコーナーもあり、歴史好きには興味深いスポットでした。
天気が良かったので遊覧船に乗り恵那峡の自然の美しさを楽しみました。紅葉の季節に一度訪れたいですね。遊覧船のキャプテンのトークが面白かったのでオススメです。
遊覧船乗り場近くにある食事処でお蕎麦をいただき、最終目的の栗きんとん目指して“恵那 川上屋“に向かいました。
店内は栗きんとんや栗を使った和菓子・洋菓子を買い求める人たちで賑わっていて、レジにも行列ができていました。
“栗きんとん焼きもち“と“くりどら“を初めて買って食べましたが、どちらもとても美味しくまた買いたい!と思える一品でした。
今回は電車&バスを使っての移動でしたが、乗り継ぎ時間を考えながら行動する旅も面白く、なかなか良かったです。
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